水虫治療薬の”ニゾラール”について

ニゾラールニゾラールとは水虫の治療薬のことで抗真菌薬の一つです。
専門用語ではカビや酵母等の事を真菌と呼び、水虫は真菌の一種である皮膚糸状菌の白癬菌が足の皮膚に寄生した状態です。
ニゾラールにはこの水虫の原因菌である白癬菌やカンジダや癜風菌などの真菌を殺菌する効果があります。
そのため真菌の繁殖を防ぎ結果として水虫を治療することが可能です。

ニゾラールの成分はケトコナゾールでイミダゾール系合成抗真菌薬に分類されます。
ケトコナゾールには真菌が作るエルゴステロールという成分を作ることを阻害する働きがあるため、真菌が細胞膜を維持できなくなり次第に死滅していくという効果があります。
人間にはエルゴステロールは存在しないため比較的刺激痛等の副作用の少ない薬として利用できます。

水虫の治療薬には飲み薬もありますがニゾラールの形状はクリームやローション、スプレー剤の3種類となっています。
飲み薬はありませんので服用方法はありません。使用方法としては幹部に1日1回塗布します。
幹部が湿潤している場合にはクリームタイプが、刺激が強くなりますが皮膚が厚く角質化している場合には浸透力が強いローションタイプが適しています。

ニゾラール以外の飲み薬などを使用する場合にはそれぞれの薬に合った服用方法を守るようにしましょう。
ニゾラールは塗り薬のため副作用は少ないですが、過去に市販の水虫治療薬などで肌がかぶれてしまった場合やただれのひどい状態には刺激が強いこともあります。
傷や副作用など気になる点がある場合には予めに医師に相談しましょう。

ニゾラールの使用方法のポイントとしては決められた使用回数を守り、指示された期間は必ず治療を行うことです。
この薬の効果は個人差があり、皮膚の角質層が厚い場合には治るまでに半年から1年程度かかることがあります。
患部を清潔にして乾燥させることの他にも、感染源につながるような靴下やバスマット等を清潔に保つことも重要です。

ニゾラールクリームとニゾラールシャンプーの使い方

ニゾラールにはローションやスプレーの他にクリームやシャンプータイプも販売されています。
ニゾラールクリームの使用方法は1日1回患部に塗布します。使用を忘れた時には思い出した時点で塗るようにし、2回分を1度に使用しないで下さい。
目に入った場合には水やぬるま湯ですぐに洗い流し、違和感が出るようならすぐに医師に相談しましょう。
医師の指示なしに自己判断で使用を止めないようにし、クリームを塗る手を清潔にしておくことも大切です。

ニゾラールシャンプーは様々な真菌の繁殖を防ぐことが出来るシャンプーとなっています。
ニゾラールシャンプーは抗菌作用が強いため本来肌の健康を守ってくれる働きのある常在菌まで殺菌してしまうこともあります。
使用のし過ぎは頭皮をかえって荒らしてしまうおそれがあるため早く治療したいと思っていたとしても1週間に2~3回程度にとどめておくようにしましょう。

ニゾラールシャンプーの使い方は一般的なシャンプーと同じです。
より効果を高めたいと思っているのなら予め普段使用しているシャンプーで頭を洗ってからニゾラールシャンプー再度洗うとよいでしょう。
爪を立ててしまうと頭皮を傷つけてしまうので指の腹でやさしくマッサージをするようにして洗うことが大切です。

シャンプー剤を付けてから3~5分程度放置するとより頭皮に浸透させることが出来ますが、やり過ぎは刺激になってしまうため注意が必要です。
十分にすすぎを行い頭皮にシャンプーが残らないようにして下さい。
生乾きの状態で髪を放置してしまうと菌を増やしてしまうため髪はしっかり乾かすことが大事です。
乾燥が気になるときは頭皮ケア用の専用保湿剤や化粧水などを使って保湿すると良いでしょう。